前歯を2本以上失ってしまった方のインプラント治療は、見た目の審美性とともに、噛み合わせも考えて治療を行う必要があります。
また年齢も考慮しなければいけません。若い方は噛む力も強く歯ぐきも健康で、歯槽骨の吸収もそれほどありません。
反対に高齢の方は歯周病の進行が考えられ、噛む力も弱くなっています。治療時間や期間、体にかかる負担など、患者様の年齢や状態によって異なるため、綿密な治療計画を立てて治療を行います。
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治奥歯を3本失った場合、2本のインプラントを埋め込むことでブリッジ作製が可能です。奥歯を数本失ってしまうと噛む力が衰えるだけでなく顔の輪郭も変わってしまうため、年齢よりも老けて見えてしまいます。奥歯を数本失った場合、インプラントによるブリッジ治療を行うことで噛む機能と、全体の見た目を回復することができます。
治療の流れは前歯とほぼ同じです。骨吸収が起こった上顎の場合、顎の骨が薄いとインプラントが固定されにくいため、必要に応じて骨造成などの治療を先に行う場合があります。