インプラントが誕生して50年以上がたち、世界にはインプラントメーカーが100社以上存在し、日本で活用されているインプラントメーカーは30社以上にわたると言われています。インプラント治療を取扱う歯科医院も徐々に増え、歯科治療の幅が広がっておりますが、インプラントメーカーにはそれぞれ特徴があり、納得した上で治療に臨むことが治療を成功させる鍵になります。そこで今回は、インプラントメーカーについて詳しくご紹介してまいりましょう。
世界で使用されているインプラントメーカー
ここでは、日本で多くシェアされているインプラントメーカーをご紹介します。
【ノーベルバイオケア社 ブローネマルクインプラント】
スウェーデンのブローネマルク博士がチタンと人骨が結合することを発見し、近代インプラントを初めて商品化した発祥のメーカーとして知られています。世界34カ国で販売され、品質・実績ともに支持されています。
【ストローマン社 ITIインプラント】
ノーベルバイオケア社と並ぶ世界シェア数を誇り、世界中に支社を持っています。50年以上続く研究結果をもとに改良し続けるストローマン社の最大の特徴は、結合の早さです。
一般的な結合期間は6カ月前後と言われていますが、ストローマン社は、上下顎ともに2カ月程でインプラントと人骨が結合するため、治療期間を短くすることが可能です。
【アストラテック社 アストラインプラント】
世界をまたにかける大手製薬メーカーのアストラゼネカの系列であるアストラテック社が手掛けるインプラントは、1996年より日本でも認可され、これまで多くの実績があるインプラントメーカーです。
【ジンマー・バイオメット・デンタル合同会社 ジンマーインプラント】
ジンマーインプラントは、比較的骨が薄い人向けに適しているインプラントであり、骨が薄い傾向にある日本人に多く活用されています。
【京セラメディカル株式会社】
1978年に初の日本製インプラントとして、発売されました。日本で最も歴史あるメーカーであり、信頼性や品質性が高いことからも、採用する歯科医院も多く見受けられます。
インプラントメーカー選びのポイントは?
沢山あるインプラントメーカーをどう選択するのか、困惑している人も少なくありません。取扱うインプラントのメーカーは歯科医院ごとに異なるため、インプラント治療を受けることをお考えの際には、取り扱うインプラントメーカーを確認しましょう。
以上、今回はインプラントメーカーについて詳しくご紹介してまいりました。インプラントメーカーによって、それぞれ特製がことなるため、把握した上で選択しましょう。インプラント治療をお考えの際には、お気軽ご相談ください。