インプラントは歯肉を切開して、歯槽骨に穴を開けて埋め込むための外科手術が必要となるため、インプラント治療に恐怖を覚え、治療に今一歩踏み出せない人も多く見受けられます。しかし、インプラントは第二の永久歯と言われる程に機能性、審美性も高く画期的な治療法として広く認識されています。そこで今回はインプラント治療について詳しくご紹介して参りましょう。
インプラント治療はなぜ怖い?
インプラントは入れ歯やブリッジとは異なり、着脱する必要や、他の歯を削る必要がなく、自身の歯のように食事や会話を楽しめるようになります。更には審美性にも優れているため、メリットがある治療法の1つであります。
しかし、一般的な歯科治療と言えば『痛い』『怖い』イメージがありますが、インプラント治療は更に外科手術が必要であるため、治療に躊躇してしまう人も少なくありません。
カウンセリングで不安を解決しよう
治療に対して不安や恐怖心がある場合、治療内容をしっかりと把握することが大切です。インプラント治療を受ける際には必ずカウンセリングを受けることで、不安や恐怖心を和らげることにも繋がります。
治療前にメリット・デメリットをしっかりと把握することも大事
インプラント治療は一般的な歯科治療と比べるとメリットもありますが、デメリットもあり、両者をしっかりと把握することが大切です。
【メリット】
・自身の歯のように食事や会話をたのしめる
・天然歯と比べても見分けがつかないほどの審美性
・他の歯に負担がかからない
・違和感が少ない
【デメリット】
・術後に腫れることがある
・保険適応外
・定期的なメンテナンスが必要
・治療に失敗するリスクもある
デメリットを安易に怖がらず、万が一に備えどのように対処・処置するべきなのか、把握しておきましょう。
インプラントQ&A
インプラント治療に対して不安をお持ちの患者さまによくご質問頂く内容を一部ご紹介します。
Q.術後は必ず腫れてしまうの?
A.必ず腫れることはなく、インプラントの本数やその時の状況によりますが、埋入する本数が少ないほど、そのリスクは低くなります。
Q.手術中痛みをかんじることはありませんか?
A.手術前に必ず麻酔が効いていることを確認してから治療を開始するため、痛みを感じることはありません。
Q.手術が怖いです。必ずインプラント治療をおこなわなければなりませんか?
A.いいえ、必ずしもインプラント治療を受けなければならないわけではありません。ブリッジや入れ歯などの他の治療を含め、自身に適した治療を選択しましょう。