インプラント治療は、顎の骨である歯槽骨にインプラントを埋め込み、その上から人工歯を装着して治療は完了となりますが、インプラントを維持するためには、定期的なメインテナンスを歯科医院にて受ける必要があります。しかし、転勤やUターン転職、結婚、離婚など、さまざまな理由から転居することによって、インプラント治療を受けた歯科医院へ通えなくなってしまう人も少なからず見受けられます。そこで今回は、インプラント治療した歯科医院へ通えなくなった場合に対処すべきこと、転居しても困らないようにするための方法などをご紹介して参ります。
転居により通えなくなることを歯科医院へ報告しよう
転居が決まり次第、インプラント治療を受けた歯科医院へ連絡を入れましょう。そして下記の項目を確認しましょう。
▼インプラントの製品名
▼インプラントの製造番号
▼転居先地域の歯科医院を紹介してもらえるか
▼紹介状を書いてもらえるか
治療を受けた歯科医院によってその対応は異なりますが、インプラントの製品名、製造番号などがわかれば、転居先地域で受け入れてくれる歯科医院を探す手立てとなります。
また、全国に歯科医院があるため、転居先地域に紹介できる歯科医院があれば、そちらを紹介してもらえるケースや、紹介状を書いてもらえるケースもあるため、必ず転居先が決まった際には、歯科医院へその旨を連絡しましょう。
主流のインプラントメーカーを選択しよう
日本で流通しているインプラントメーカーは30~40種類であると言われています。例えば、無名の激安メーカーのインプラントを埋入した場合、転居先でその無名の激安メーカーのインプラントを取扱う歯科医院を探すことは非常に骨を折る作業となります。
転居することが想定できる場合には、インプラントメーカーとして広くい知られている主流のメーカーのインプラントを扱う歯科医院で治療を受けることをおすすめします。
そうすることで、いざ通うことができなくなった時に、有名なメーカーのインプラントであれば、都道府県どこへ行ったとしても、取り扱う歯科医院が見つかりやすくなります。
以下が、世界三大インプラントメーカーと言われているメーカーです。インプラント治療を受ける際に、参考にしてください。
【世界三大インプラントメーカー】
・ブローネマルクインプラント
・ストローマンインプラント
・アストラテックインプラント
以上、今回はインプラント治療をしたのち、引っ越しを余儀なくされ、歯科医院へ通院できなくなった場合について詳しくご紹介して参りました。インプラント治療をお考えの際や、お困りのことがある場合には、お気軽にご相談ください。