インプラントブログ

MENU

インプラントオペでの感染対策

 

インプラントオペは一般的な外科手術と同様に、歯肉を切開し、歯槽骨に専用ドリルで穴を開ける外科手術が必要となります。一般的な歯科治療においても感染対策をおこなっている歯科医院がほとんどでありますが、インプラントオペでの感染対策はどのようなことをおこなうのでしょうか。そこで今回は、インプラントオペでの感染対策について詳しくご紹介して参りましょう。

 

インプラントオペで感染症に感染する恐れはあるの?

一般的な歯科治療においても、唾液が飛沫したり、歯肉から出血したりすることも多くあるため、少なからず感染症に感染するリスクをともないますが、インプラントオペでは歯肉を切開して、歯槽骨を専用のドリルで穴を開ける大掛かりな外科手術が必要となるため、感染症に感染するはリスクをさらに高まります。

 

どのように感染するの?

感染症は以下の3つのルートで感染する恐れがあります。

 

▼血液感染

出血をともなう治療をおこなった場合、歯科治療器具に血液が付着します。適切な洗浄・消毒・滅菌をおこなわず、器具を使い回すことにより血液感染してしまう恐れがあります。

 

▼飛沫感染

くしゃみや咳によって感染することを飛沫感染と言います。歯科治療では、歯を削る際に熱を放出するために流水下でおこなうため、口の中の細菌が飛沫するリスクが高まります。

 

▼空気感染

飛沫した細菌が空気中に放たれた粒子を吸うことで、感染します。

 

インプラントオペでの感染対策のポイントは?

インプラントオペで感染を防ぐため、以下の対策をしっかりとおこなう必要となります。

 

▼滅菌の徹底

使用した器具を患者さまごとに洗浄・消毒・滅菌し、衛生管理された状態で保管する必要があります。

 

▼ディスポーザブル(使い捨て)の徹底

マスク、手袋(グローブ)、コップ、エプロンなど、ディスポーザブル(使い捨て)できるものは、必ず患者さまごとに交換をし、使い回しがないように徹底することが大切です。

 

▼衛生面に配慮された環境

一般治療をおこなう治療室とは別に、衛生管理されたオペ室、または一般治療と時間を区切ってオペをおこなうなど、衛生面に配慮した環境下でオペをすることが望ましいと考えられています。

 

以上、今回はインプラントオペでの感染対策について詳しくご紹介して参りました。インプラント治療を受ける歯科医院選びをする際には、感染症に罹患するリスクを回避するためにも、感染対策を適切におこなっている歯科医院でインプラント治療を受けることが大切です。

PAGETOP