インプラントブログ

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インプラント治療前に考えるべき

 

天然歯と比べても、その機能性や審美性に引けを取らないことからも、近年では多くの歯科医院でインプラント治療が行われています。しかし、インプラント治療は入れ歯や治療などと異なり、外科手術が必要になるため、少なからずリスクを伴います。そこで今回は、インプラント治療を受ける前に考えるべきことをご紹介して参りましょう。

 

歯を失った際の治療法の1つ

インプラントは、ブリッジや入れ歯などの治療法と同様に、なんらかの理由によって歯を失った際の治療法の1つとして、多くの歯科医院でおこなわれていますが、入れ歯やブリッジと異なり、外科手術が必要なため、インプラント治療を受ける際には、リスクを把握しておくことが大切です。

 

インプラント治療を受けられる条件は?

インプラント治療は誰もが受けられる治療ではありません。インプラント治療を検討する際には、以下のことに留意しましょう。場合によっては、治療を受けることができません。

 

▼ステロイド剤を服用していた人

服用期間や量によっては、回復に時間がかかるため、治療を受けられないケースがあります。

 

▼骨粗しょう症の薬を服用している人

ビスフォスホネートと呼ばれる骨粗しょう症の薬は、骨の代謝を促し骨が溶けるのを妨げる作用がありますが、骨が回復することを妨げてしまうため、インプラント治療は不向きとされています。

 

▼チタンアレルギーの人

チタンはアレルギー症状を引き起こしにくい金属として認識されていますが、稀にチタンでもアレルギー症状がでるケースがあり、そのような場合にはインプラント治療を受けることが困難です。

 

▼顎の骨が成長途中の人

顎の成長は13歳から16歳頃をピークに完成していきます。これらのことから、インプラントは16歳以上から治療を受けることができますが、成長には個人差があるため、歯科医師の判断のもとおこなわれます。

 

▼顎の骨に放射線治療をおこなった人

癌の治療などで、顎の骨に放射線を照射している場合には、骨がもろくなっていることが多く、インプラントを埋入することが困難なケースがあります。

 

▼持病がある人

コントロールできていない糖尿病の人、血液疾患、重度の肝疾患の人、心疾患の人、腎疾患の人、高血圧の人、骨粗しょう症の持病がある場合には、インプラント治療を受けることは困難です。

 

▼治療に協力できない人

インプラント治療を計画通りに治療をおこなうためには、自己管理が重要です。歯科医師の指示に従うことが困難な場合には、治療を受けることが難しいでしょう。

 

以上、今回はインプラント治療に考えるべきこと、把握しておくことをご紹介しました。インプラント治療をお考えの際には、お気軽にご相談ください。

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