歯が抜けてしまった、或いは歯を保存することができなくなり、やむをえず抜歯となった場合、早急に噛む機能を回復する治療が必要になります。
歯は一本でも失ってしまうと、お口全体に様々な悪影響が起こってしまいますが、もし歯が抜けた状態をそのままにしておくと、いったいどんな影響が出るのでしょうか。
食べ物が噛み辛くなり、
よく噛まないまま
飲み込んでしまう
よく噛めないことにより
唾液の分泌量が減少し、
細菌が増殖して虫歯や歯周病に
なりやすくなる
失った歯の
両隣の歯が傾斜し、
噛み合わせに変化が起こる
噛み合う歯を失ってしまった
対合の歯が伸びて
噛み合わせがおかしくなる
失った歯の部分の
歯槽骨が吸収され、
口元の審美面が損なわれる
このように、失った歯を治療せずに放置することで様々な悪影響が出てしまいますが、その中でも特筆すべきことは、噛む力が低下することで脳への刺激が減少することです。しっかり噛むことは脳の働きを活発にしますが、歯を失って噛む力が弱くなると脳への刺激が少なくなり、ボーっとしたりやる気が失せたりするほか、認知症のリスクが高まるとも言われています。
歯を失ったままにすることは、お口の中だけでなく体にとっても良いことはひとつもないのです。
歯が抜けてしまった場合、入れ歯、ブリッジそしてインプラントという3つの治療の選択肢があります。
ではそれぞれにどのような特徴があるのでしょうか。
インプラントは、どこの歯科医院でも受けることができるわけではありません。またインプラントを取り扱っていても、実績が豊富でなければ患者様が安心して治療を受けることはできません。インプラント治療を成功させるためには、歯科医院選びがとても大切なのです。
次に、安心してインプラント治療をいただくための歯科医院選びのポイントをご紹介いたします。